第7回日本リーグ

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1973

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男子

第7回日本リーグ

第7回日本リーグ

日本リーグに復帰したばかりの名門・新日本製鐵が、いきなり優勝という快挙を成し遂げた。昭和46年に実業団リーグに転落し、辛酸をなめた末に勝ち取った、6年ぶり2度目の栄冠だった。
優勝が決定したのは1試合を残した対専売広島戦。2位に続く専売広島から1セットでも取れば新日鐵の優勝が決定するという状況。専売広島は「少しでも新日鐵の優勝に『待った』をかけよう」と気迫で、ベテラン猫田勝敏、西本哲雄、新人の福竹隆成、南正義らが健闘した。しかし、中村祐造、新人・田中幹保らの活躍で、結局勢いに乗る新日鐵がストレート勝ち。
男の意地ですよ……。みんな苦しい時期を通ってきた。若い選手もウチがいちばん苦しいときに入ってきた選手ばかりです。この優勝はだれが…、ということじゃなくて、みんなで勝ち取ったものです。」とは新日鐵の闘将・中村(祐)の談だった。
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