第9回日本リーグ

V.LEAGUE

バレーボール国内リーグ
50周年特設サイト

DECADE INTRODUCTION

1975

MEN
男子

第9回日本リーグ

第9回日本リーグ

第9回リーグはリーグ戦始まって以来の混戦といわれ、どこが優勝するか、その見通しもたたない展開だった。
日本鋼管が第1戦のサントリーにストレート負けしたのが波乱のリーグの始まり。さらに新日本製鐵が日本鋼管、東レ九鱗会に連敗してその輪を広げた。土俵際に追い込まれた新日鐵は、日本鋼管との第2戦に逆転勝ちし、セット率でやっと日本鋼管より優位に立った。続く富士フイルム戦が新日鐵の優勝がかかった試合となったが、新日鐵は気負いが裏目となって、思わぬ苦戦を強いられた。セットカウント0-2に追い込まれて、一歩もひけなくなったとき、メンバーチェンジで中村良二がコートに入った。結局、この中村(良)の好レシーブがピンチを救い、新日鐵はやっとの思いで逆転、3連覇を成し遂げた。日本リーグ初参加のサントリーは4位と健闘しリーグ残留を決めたが、日本鋼管から移籍した大古誠司の活躍が光り、ブロック賞を獲得した。
BACK