第7回日本リーグ

V.LEAGUE

バレーボール国内リーグ
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DECADE INTRODUCTION

1973

WOMEN
女子

第7回日本リーグ

第7回日本リーグ

1位日立武蔵、2位鐘紡、3位ヤシカ、4位三洋電機、5位富士フイルム、6位ユニチカ貝塚と、6回大会までの「3強時代」とは勢力図に変化の兆しが現れたリーグであった。名門ユニチカの凋落、そして逆に名門鐘紡の躍進など…。しかし、全体には日立時代到来の感が強いリーグ戦だといえた。
日立はほとんどの試合を圧倒的な強さで勝ち進み、残り2試合を残して5年ぶり3度目の優勝を決めた。また、今リーグから日立が男子なみのサインプレーを使ったのが注目された。2位になった鐘紡は久松美子のトスワーク、斉藤春枝の統率力、上口たづ子の度胸のよさなどがあいまって、戦力アップしていた。前回優勝したヤシカは、若手への切り替えがうまくいかず、キメの細かさに欠けていたのが3位に低迷した原因。「緑の旋風」と言われた富士フイルムは、結局5位。これといった特徴はないのだが、しぶといバレーを展開し、期待以上の活躍と言えた。最下位に沈んだユニチカの不振はオリンピックの準備で小島監督の抜けた後遺症だったかもしれない。
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