第12回日本リーグ

V.LEAGUE

バレーボール国内リーグ
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DECADE INTRODUCTION

1978

WOMEN
女子

第12回日本リーグ

第12回日本リーグ

予想もしなかった大波乱が起こったリーグであった。
 まず、江上由美を軸に、森田貴美枝、金子佐知子、川原千鶴、青木葉子、早坂勇子と若返りを図った日立だったが、2戦目の対カネボウであっさり敗退。スタート直後ですでに1勝3敗と完全につまずいてしまったリーグだった。結局、日立は2位に終わった。
 そんな日立を尻目に、優勝を決めたのは、前回3位の古豪・カネボウだった。主将の清水睦子を中心に、奥嶋桂子、真方佐綾、橋口英子らが活躍し、日立との2回戦、富士フイルムとの1回戦を落としただけの8勝2敗で初優勝を飾った。
 リーグ開始前、優勝候補の筆頭として前評判が高かったユニチカは、選手の故障に泣いた。主力選手が戦線を離脱し、せっかくの優勝のチャンスをものにできなかった。
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