第16回日本リーグ

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1982

WOMEN
女子

第16回日本リーグ

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失セット0のパーフェクトという前代未聞の記録をうち立て、日立が優勝した。まさに1強8弱、その勢いはとどまるところを知らない感があった。
 日立を支えたのはスパイク賞の三屋裕子、ブロック賞の江上由美、セッターの中田久美などの全日本メンバーたちだった。
 特に三屋は、かつての日立黄金時代を支えた白井貴子の持つスパイク決定率52.6%を上回る新記録54.6%をマークし、優勝に大きく貢献した。また、 17歳の中田久美の成長も大きかった。トスの速さ、ネット上の高い位置でのプレー、それにブロック力と攻撃力もあり、まさに男子なみのスピードと多彩さを 持っていた。総合力で考えると、かつて日立を支えた名セッター松田紀子をも上回るといわれるほどだった。
 2位はその日立に3敗を喫しながらも、他は全勝したユニチカ。3位に東洋紡。そして4位には今シーズンより初見参のイトーヨーカドーが入った。
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