女子
第11回Vリーグ
第11回Vリーグ
テクニシャンの仁木らが奮闘、圧巻の試合運びで優勝はNEC
このリーグで、10年連続の四強入りを果たしたNECと、前回のリーグ覇者パイオニアが争った決勝戦。互いに1勝1敗で、優勝のゆくえは第3戦へと持ち越された。NECはセットカウント2-1とリードするも、第4セットで追い込まれる展開。しかし7-13から高橋のサーブを起点に、驚異的な追い上げを見せて13-13で同点に追いつく。今度は大友のサーブから逆転を果たすと、さらに仁木のサーブで23-17、マッチポイントは大貫のサービスエースが決まって、見事な優勝を決めた。
MVPに決まったのは、レシーブでも貢献したうえ、168㎝という小柄な体をいっぱいに使って打ちまくった仁木。優勝インタビュー中に受賞の知らせを聞くと、涙ながらにその喜びを語った。